生理で体重が増えるとは
生理前や生理中に体重が増えるという悩みもよくきくことdす。
が、生理前後に体重が増えるのは、誰にも起こるといっていいほどで、殆どの場合避けられません。痩せている人の場合でも、1キロ~2キロは生理で体重が増えます。
場合によっては生理で3~5キロ増えます。
生理で体重が増えるといっても、その殆どは体内で水がたまっているだけ。いわゆる「むくみ」。生理でむくむのは、は女性ホルモンの働きなので、仕方がありません。
むくむのはどうしようもないことでありますが、生理前や生理中のむくみを軽くすることは十分に可能。
女性ホルモンのバランスがよく保たれるように、日頃から食べ物の栄養を注意して、色々な栄養が摂れるように献立を作っていくのが非常に効果的です。
炭水化物、たんぱく質、脂肪だけでなく、野菜や海草類からミネラルやビタミンをしっかりと補給しておくことが、時には驚くほどの改善をもたらしますよ。
あとは、生理が始まったり、生理が終わったりすれば、体重はスッと減り始めます。
なので、女性の場合、1ヶ月のうち非常に体重が減りやすい2週間ほどと、どちらでもない1週間、そして体重が増えやすい1週間があるのだ、と知っておくといいですね。
こういうと、もしかしてあなたは、生理後の2週間にできるだけやせようとして、過激な食事制限を企てるかもしれません。
でも、それはとても大きな間違い。
そういうやり方をすると、痩せるどころか、生理中のドカ食いが激しくなったり、生理が終わってもドカ食いが引き続いたりして、結局、1月全体でみると、体重は増える傾向にあります。
これが悪化すると、生理前後だけでなく、生理に関係なくいつもドカ食いといった最悪の事態に。
なので、時期に関係なくいつも同じように、栄養に十分配慮された体によい食事を食べ続けることが重要です。
ダイエットは生理で失敗しました
ダイエットに挑戦中だけど、生理前や生理中は体重が増えるので、食事を変えるべきか・・・という悩みを耳にします。
生理前~生理中は食欲が変に旺盛になって食事量が急激に増え体重が一気に増加。それまでのダイエットの成果が水の泡になった。生理でイライラしてストレス解消のためにドカ食いした。生理前は体がむくむ。などといった例がその典型。
生理前や生理中の体重増加を防ぐための食事をどうしたらいいかというと、ダイエットに有効な対策として以下のような点があげられます。
★ 日頃から栄養バランスのよい食事を心がける
必要であれば、サプリメントを利用すれば効果はかなり上がるでしょう。
食事の改善やサプリメントの利用だけで、生理に関しては食欲、イライラ、むくみ、体重だけでなく、生理痛などどの色々な深いな問題が相当に軽減することが可能ですよ。
重要なのは、生理前や生理中の何日間かだけ改善するのではなく、日頃から常に以上の点を注意しておくことです。
あと、できれば以下の2点も追加で気をつけておくといいでしょう。
・ 体を冷やさないようにする
・ 肉体的な疲れ心労をためない
生理がこない(無生理)とリバウンド
生理がこない(無生理)、生理が時々しかこない(生理不順)などがある場合は要注意。特に食事制限や激しい運動を日常的に繰り返している場合、無生理や生理不順がおきやすくなります。
生理がない、生理が時々しかこないという場合、排卵が起きていない可能性が高く、排卵が長期的に起きない場合、食欲や代謝に大きな悪影響が出やすくなるため、ダイエット的に不利な状況になります。
問題はダイエット上のものだけにとどまらず、不妊、骨粗しょう症や老化といったことがでてきます。
不妊や骨粗しょう症の場合は20代であっても起きますし、実年齢より老けてみえるといった意味での老化は30代、40代になると顕著になってくるでしょう。
無生理や生理不順を放置しておくと、やがて「食べる量はいつもと同じなのに体重が増えてきた」といった問題がおきやすくなります。
無生理も生理不順も、その多くは無理な食事制限や、激しい運動によるもの。運動の選手には無生理や生理不順になる方々が多いそうです。
ダイエット中は、こういう問題がおきやすくなっていますので、食事を極端に減らしたりしないように注意しましょう。また食事を減らすだけがダイエットではありません。
きちんと食べながらのダイエットの方が効果が出ます。またそういう方法によるなら、生理を回復させることも十分に可能です。
生理痛とダイエット
生理痛で苦しむ方々は近年多くなっています。生理痛を緩和する方法はいくつかあるようですが、ダイエットを始めてから生理痛がおき始めた、あるいは生理痛がひどくなったという場合は以下をお読みください。
ダイエットは生理痛を悪化させる傾向にあります。原因の1つに栄養がいきわたらなくなること、原因の2つめは、体が冷えるようになるためです。
特に食事制限系のダイエットでは、体に摂取される栄養が不足したり、極端に偏る傾向にありますよね。栄養が不足すると、女性の体の働きが衰えますので、生理痛などの問題がおきやすくなります。
生理痛の緩和には、足りない栄養を補給するとかなり効果があるはずです。あまり栄養の偏りすぎた食事をしていないかチェックしてみましょう。意外と効果的なのは食事の改善と、あとサプリメントの併用です。
あと、食事制限系のダイエットをやりすぎると、代謝が衰えますので体温が低下していきます。これが冷えの原因となりますので、注意しましょう。
体が冷えて血液循環が鈍ると、生理痛は激しくなります。お風呂に入ったり暖かいシャワーを浴びたりすると痛みがかなり軽くなるはずです。体をできるだけ暖めてみてください。
生理前症候群(pms)の原因
生理前症候群(PMS)は近年増加しているとのこと。体や心への負担・ストレスが原因のようです。
生理前症候群(PMS)の主な症状としては、イライラ、食欲増加、むくみ、不安、恐怖、腹部の痛み、頭痛などがあげられます。
生理前症候群の症状や程度は個人差が大きく、かなり辛い場合もあります。痛みがあまりにひどいくて、仕事を休む必要があることもあるのです。
薬局には生理前症候群のこれらの諸症状に対する薬も売られているようですが、毎月使用することになると、体に薬の副作用がでてくることが心配されますので、あまりお勧めできません。
薬で対処するのではなく、以下のような自然な方法をためしてみられてはどうでしょう。
1.食事の栄養バランスをチェックする
2.体が冷えにくいように配慮する
3.ストレスが過度に蓄積されないよう気分転換をはかる
生理前や生理中は何かと体調不良がおきやすいのですが、大概の問題は上の3つで大きく改善するようですよ。ぜひ試してみてください。
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